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母乳と歯ならび
みなさん、母乳育児は歯ならびに影響するって知ってました?
母乳は哺乳瓶と違って口の周りや舌の筋肉をうまく使わないとうまく哺乳行動をとれません。すなわち母乳によって口腔周囲の筋肉や舌の筋肉を鍛えることができ、顎をしっかり発育させることができるのです。最近の子はポカーンと口をあいたような子供をよく見かけますが、母乳育児ができていないことが一つの要因とも言われています。
現代社会で母乳育児を希望しているお母さんは97%いるといわれていますが、現実は4割のお母さんしか母乳育児を実現できていないそうです。働くお母さんにとっては粉ミルクの方が短時間で飲め、腹持ちがよく、便利なため多く使用されているようです。また、今のおばあちゃん世代はちょうど粉ミルクが日本に入ってきた時期で抵抗なく粉ミルクを与えてしまっているようです。生後2~3か月で哺乳瓶で楽にミルクを与えてしまうと母乳には戻りにくいと言われています。
母乳は歯ならびに影響するだけではなく、粉ミルクと比べ免疫力を高める成分やお腹の善玉菌のビフィズス菌の繁殖を助ける作用があり赤ちゃんの体にとっても良く、病気になりにくい体を作ると言われています。
また、最近乳幼児に対しての虐待などの事件が多くなってきています。母乳育児は女性ホルモンを刺激し、母性を高めてくれる作用があります。自分の赤ちゃんに愛情を持てないで悩んでいるお母さんは大変かもしれませんが是非母乳で子供を育ててください。
母乳育児は子供の体を元気にしてくれるだけでなく、お母さんにも元気を与えてくれます
<参考書籍>
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