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栄養士会講演

本日、栄養士会主催のセミナーに行ってきました。
演題は「子ども~高齢者までの噛むを考える」で熊谷市歯科医師会の植野順子先生が講演されました。
植野先生は普段から私も一緒に勉強させていただいている先生で、私が成長発育について勉強を始めるきっかけを作ってくれた先生です。
特に子供の成長発育、姿勢や歯並び、睡眠時無呼吸症について力を入れている先生なので、興味を持って聞くことができました。
また、参加された方は栄養士だけでなく介護、リハビリなど他職種にわたっていたため、噛むことがいかに大事か知っていただくことができたと思います。
特に最後の動画映像では、噛むことも歩くこともままならないおじいちゃんがピッタリした入れ歯をつけてリハビリをしたら、しっかり歩けるようになり表情が生き返ったように変わったのにはみなさんが驚かれていましたwobbly
(僕も卒業して1年目にあの映像を見たときは、入れ歯のパワーってすごいなー。と感動しました。)

講演の最後にはグループ別にディスカッションが行われました。
他職種の方と話す機会はあまりないので、私もどういった話になるのか内心ドキドキしていました。
私のグループは大きな施設の介護系の職種が多かったので、入れ歯に対する疑問が多かったと思います。
その中で、「施設に入った高齢者の方は歯がないまま入れ歯もしなかったり、しても合っていない入れ歯なので噛めなかったりすることが多い。」と、いった声がよく聞かれました。
私からのアドバイスとしてはやはり介護や認知症になる前にしっかりした入れ歯を作って、噛めるような状態にしておくことが大事だと思います。
やはり病状がひどくなれば入れ歯も作るのが困難になり、治療期間も長くかかってしまい、満足のいく入れ歯はできにくい状態になります。
そうなると唯一の楽しみの食事も楽しくなくなってしまいます。
人間年をとっても食べることには意欲がありますriceball

歯科にしばらくかかっていない方も、自分の健康のため定期健診には行くようにしてくださいsmile

大久保歯科医院

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