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歯ならび 1
最近、子供たちの口の中を見ていて口の狭い子が多くなった気がします。
現代人は昔の人に比べ食生活が変わり顎の発育が悪くなり、顎が小さく面長の顔になってきているといわれています。
しかし、ココ最近では急速に顎が退化しているのではないかと思います。
先日、3歳児検診の担当医だったので子供の口を多く見る機会がありました。
その中で気になったのが癒合歯の子が60人くらいのうち7、8人いたのにビックリしました![]()
癒合歯というのは歯と歯が頭の部分でくっついてしまっている歯のことです。
癒合歯自体は生活上問題ありませんが、その後にはえてくる永久歯が欠損することが多く、当然永久歯の歯ならびにも影響してきます。
つまり、歯ならびの悪くなる子の予備軍が多いのにビックリしたというわけです。
本来、乳歯から永久歯への交換期には、顎が広がり乳歯と乳歯の間に隙間ができてきます。
当然永久歯の方が乳歯より大きいわけですから、その隙間がないと歯ならびが悪くなります。
最近の子は生えかわりの始まりの6歳になっても歯と歯の間に隙間がない子が多い。と思われます。
つまり、顎の発育が悪く矯正の必要な子が多いと思われます。
歯ならびが悪いということは、当然汚れがたまりやすく虫歯や歯周病にもなりやすいです。
歯ならびは咬みあわせにも影響してきますし、咬みあわせが悪ければ顎に負荷がかかり顎関節症にもなりやすくなります。
若いときはこれらの症状はあまり出ませんが、顎関節症は20、30代の女性に多く発症します。
あと、お父さん・お母さんに注意してもらいたいのが子供のいびきです。
子供の顎が小さく、いびきをかく子は睡眠時無呼吸症候群になりやすいということです。
顎が小さければ舌の収まるスペースが狭く、寝たときに舌が気道を塞いでしまいます。
大人になってしまうと根本的な解決は難しく、対処療法としてマウスピースをつけたりしなければなりません。
子供の時であれば矯正治療によって顎を拡げ治療することは可能です。
睡眠時無呼吸症候群は脳梗塞や心疾患、高血圧などのリスクを高めます。
また、ぐっすり寝ても寝不足のような状態で体がだるく感じたりもします。
運転中の居眠り事故などもこういったことが原因でおこる場合もあります。
小さいお子さんのいる方は歯ならびだけでなくいびきも注意して観察してみてください。
だいぶ話が長くなってしまったのでこの辺で切り上げます。
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