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菜根譚(さいこんたん)
最近、読売新聞を読んでいると、教育欄で「道徳」についての連載をしているのが目につきます
学校の教員の大半が「道徳についての授業はどうおしえてよいのか困っている。」という見解らしいです
そもそも僕らも道徳という授業はあったが、どういった内容だったかというと全く記憶にないです。
教員側も国語や算数と違ってマニュアルのようなものが確立されてされておらず、どう教えてよいのか迷ってしまうのでしょう。
また、成績などによる評価がしにくいため、生徒や教員のモチベーションが上がらない教科であると思われます。
“学力の経済学”の著者である中室牧子さんは著書の中で学力には認知スキルと非認知スキルというものがある。と述べています。
認知スキルというのはIQ、学習力で、非認知スキルというのは社会性や意欲、忍耐力などのことです。
ヒトは認知スキルだけを磨くのだけではなく、非認知スキルを磨くことによって、社会にも貢献でき、より生活を豊かにすることができる。というデータも出ています。
道徳とは正に非認知スキルにあたる部分であり、人間にとって最も大切な部分だと思います。
そこで、今回おススメしたいのがこの本です。
齋藤孝先生の「こども菜根譚」です。
齋藤孝先生は,NHKの「にほんごであそぼ」の監修や様々な番組でコメンテーターを務め、多くの書籍も出されています。
“菜根譚”とは今から400年位前に中国で洪自誠(洪応明)によって書かれた書籍です。
菜根とは堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる。といったことが由来です。
日本でも幕末から戦前にかけて教科書的な役割を果たしていた本なので、子どもだけでなく大人もなるほどと思わせる本なのでぜひ読んでください。
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