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床矯正研究会に入会しました。

先月より床矯正研究会に所属しました。

矯正には1期治療、2期治療に分けられます。
1期治療というのは主に歯の生え変わりの時期に行う治療です。床矯正はこの時期の治療です。
2期治療というのは歯が生えそろてから行う治療でワイヤーを使って行う治療が主流です。

床矯正は歯の生え変わりの頃から使用します。
最近の子供は顎が小さく歯が並びきらず、ガタガタの歯並びの子供が多い傾向にあります。
当医院でも調べてみたところ36%の子供がガタガタの歯並びでした。
原因としては遺伝もありますが、軟食化が進み子供たちの顎の発育が悪くなっているといわれています。その他にも頬杖などの悪習癖が原因の場合もあります。
まずは、食生活から見直すことが必要ですが、治らない場合は床矯正装置を使って顎を拡げ歯が並ぶスペースを作ってあげます。
また、この時期から治療を開始することによってズレを早期に治すことができます。
ズレは成長に伴って大きなズレになっていきます。
床矯正は3次元的なズレに対しては適用ではありません。ワイヤーを使った治療が必要になってしまいます。
ワイヤーを使った治療は高額になってきます。
床矯正でできるだけ早期に治療を開始することで費用を抑えることができます。
また顎を拡げゆったりとした顎を作ることによって、将来抜歯して矯正することをしなくてすむことができます。

先生によって矯正についての考え方は様々です。
歯が生えそろって中学生以上になって行う矯正は一般的に70~80万円かかるといわれています。
床矯正は早期に治療を開始することによってその数分の一に抑えることも可能です。
また、中学生頃になると塾や部活などで子供は忙しくなり定期的に通うのが大変になります。
床矯正は小学校低学年位から家庭で行う治療なので、子供が受け入れやすい治療になっています。
興味のある方はご相談ください。

<拡大床>

永久歯は乳歯より大きいため前歯がガタガタの歯並びになりやすくなります。
前歯の後ろにあるネジを回すと顎が広がって、スペースができ永久歯が生えやすくなります。 

大久保歯科医院

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