歯ぎしりで悩んでいる人は意外と多い!
歯ぎしりは本能としてあるものなので、やめさせることはできません。
歯ぎしりのある人の多くはあまり自覚症状がありません。しかし、重度になると歯は削れてしみが強くなったり、歯と歯の間に隙間ができモノが詰まりやすかったり見た目がわるくなることがあります。また、症状がひどい人は朝目覚めた時に、顔の筋肉がこわばった感じや頭痛肩こりなども起こります。
治療としては夜寝ている間にマウスピースを装着して歯や歯のまわりの歯周組織の負担を減らす方法が一般的です。
歯ぎしりに似ていますが、TCH(Tooth Contacting Habit)という病気があります。わかりやすく言うと「日中の噛みしめ」です。今、このTCHの患者さんが多くなっていると感じています。症状は、虫歯ではないけれど奥歯の違和感が続く、頭痛、肩こりなどです。
普段、人は口を閉じていても歯は噛み合わないで1mm位浮いています。一日の中で上の歯と下の歯があたるのはわずか18分。と言われています。